一般的なセットでドラムを録音する場合は、
スネア、ハイハット、バスドラム、タム×2、フロアタムにそれぞれマイク(主にダイナミック型)をかなりオン気味にセッティングし、
コンデンサーマイク2本(L,R)を、上方から金物主体に全体の音を狙うようにオフ気味にセッティングするのが普通(?)だが、
このやり方だと、ダイナミックマイク6本とコンデンサーマイク2本、マイクケーブル8本、マイクスタンドも8本必要になってしまう。
全部揃えるにはお金がかかりすぎるし、セッティングの手間もかかるので大変だ。
そこで、何とか安く済ませることはできないかと考えた末、Old Macユーザーの私が出した答えは、コレだ!
Apple純正の外付けマイクを使うのだ!
Microphone
今まで使い道がなくて眠っていたが、やっと出番が来た。
だが、コレはダイナミックではなく、コンデンサーマイクなので、電源を供給しないと使えない。
一般的に、安価なコンデンサーマイクは単三乾電池1本なので、試してみたら大丈夫そうだったので、
作っちゃいました。
マイクのジャックはステレオミニで、電源と音声になってます。
内部で電源を供給し、一般的な標準ジャック(モノ)に変換します。
購入したのは、ステレオミニジャックと電池ケースだけ。
ケースは、過去に自作したエフェクターの残骸。
標準ジャックは使わなくなったエフェクターの物を流用しました。
ちなみに、マイクはオークションでも\1,000以下で買えるでしょう。
秋葉原や中古PC店のジャンクコーナーなどでも何百円でしょう(あればですが・・・)。
スイッチがないので電池は交換しやすいように露出しています。
要するに、複数のApple Microphoneに電源を供給し、同時に一般的な標準ジャックに変換するだけの物ですが、
コレで、マイク6本とスタンド6本は要らなくなったわけです。
大幅なコストダウンです。
音質的にも安価なダイナミックよりもいいのでは?
ドラムへの取り付けですが、
マイク本体が軽いので、ガムテープでドラムのリムに貼り付けてもいいし、
布を巻いた針金等でくくりつけるのもいいでしょう。
実際に録音する場合には、さらにステレオワンポイントマイク1本を金物用に立てればOKです。
スタンドは1本で済みますのでセッティングは楽チンです。
まだパーツ不足で、ジャックは4つ、マイクは3つの段階での試作品なので、
フルで6本同時に使用して何時間持つかは不明なので、場合によっては単一電池の方がいいかも。
もちろん、ミキサーと標準ジャックのケーブル6本は別途必要です。